個人攻撃はしたくないので、注意して文章は書いています。ジャニーズのイベントに関してです。長文です。
解決しましたが、今日経験した事書きます。前置きになりますが、私の娘の次女はかなり特殊な生まれつきの小脳にかかわる先天性疾患のため、身体にふらつきがある、所謂身体障がい者です。体の不安定はありますが、自立歩行も可能ですし、水泳大会は大会にも出ています。いろいろな社会的な壁をこえながら、この春から大学生になっています。我々両親がいなくてもできるだけ、1人で色々交渉して生きていけるような、訓練をしてきました。自分自信でアクセシビリティを高める努力をするようにしたわけです。
さて、本題なのですが、NHKにザ少年クラブというジャニーズが出演する番組があるそうです。娘がその番組のステージのバックで応援するファンクラブの募集に当たりました。ほんの3日前に連絡がありました。本日、収録の前日にリハーサルがありました。もともと、その収録の日は関ジャニのコンサートに友人と行くつもりだったらしく、わざわざ、そのイベントを友人に譲って参加することにしたわけです。かなり楽しみしていました。ただ、ステージは雛壇のため、拍手したりは大丈夫だけど、ジャンプは苦手だけど、屈伸ぐらいできるでしょうから、当日、リハーサルの後か先に、その旨を伝えて、安全を考慮してもらい、雛壇の一番下の段で参加できるように自分で交渉するように本人に言っておきました。親としても、NHKのイベントですし、24時間テレビなどで、障がい者との関わりをしているジャニーズ事務所ですから、それぐらいの配慮をするだろうと思っていたわけです。
ところが、当日、リハーサ ル前に、本人がジャニーズのスタッフと交渉しようとしたところ、交渉は無視され、聞く耳を持ってもらえなかったそうです。リハーサルの後、その旨を伝えると、そんなんだったら、明日の本番はキャンセルしてくださいと言われたそうです。ファンクラブの申し込みの時に、その旨、すなわち障がいがあることを伝えろと本人に言い放ったそうです。それは、そういう人は選ばないのにということを言外にいっていることになります。しょうがないので、本人にはステージに出られないなら、せめて、観客席で見せてくださいと頼んだそうです。すると、それもだめで、明日はこないでくださいと言われました。
ここまで、きた段階で、私に娘から電話がありました。家内が病院の受診日で、私はたまたま休診日であったので、すぐにNHKに行きました。スタッフを見て驚いたのは、二人のまだ、大学出たてのような、うちの娘程度の子が二人いました。あまりに幼く見えたので、バイトか何かの子かと思いました。そして、彼女の対応があまりにおかしいので、もう少し、交渉できる人間と交渉させるように言ったわけです。スタッフの1人は、すると何やら、電話で話しています。私は、NHKの番組ですから、NHKの関与が強いと思っていますので、この番組の責任者と交渉するためにかけあうのですが、スタッフの子は電話で誰かと話しています。どうやら、この子たちはジャニーズから、このイベントも遂行のために契約したイベント会社のスタッフなんです。いわゆる下請けですね。ようやく、電話の相手と話しがついたのでしょう。彼女は、まず、見学をできるようにしました。それでいいのですねと言ったので、なぜ、ステージでの配慮ができないとですかとききかえしました。すると、さっき、娘さんは見学でいいっていったじゃないですかと。鬼の首とったようにいうわけです。この時点で、私は、完全に、この子は、心がないかわいそうな子だなと思うわけです。どういう配慮をすればいいですか?とか、人の心に傷つけたことを謝るとか?そんな気持ちないんですよね。ひたすら、東京の事務所の誰かに電話しとるわけです。あまりに、ひどい対応なので、NHKに直接交渉することにしました。そうすると、また、慌てて、電話しています。そのうち、ステージの一番下の安全そうなところで、いいですか?とまた、言い放つわけです。問題は、この問題で終わるわけにいきません。これだと、この子の問題だけで終わってしまいますから、さらに、NHKの担当の人に、事の経緯を説明しておかねばなりません。彼女に、NHKの担当に連絡をとるようにいいました。しかし、結局、その担当者は、仕事のためにこれないけど、その部下というNHKの女性がでてきましたので、事の経緯を話したわけです。
問題は、自分で解決できない問題のとき、自分で簡単に判断したようですが、彼女が断るということは、NHKが断るということ、ジャニーズが断ることと同じなわけです。私がくるまでは、おそらく、この子が判断してたのでしょう。彼女のことだから、どのように、説明しているのかわからないから、一概に、ジャニーズの対応がどうだったのかはわかりません。しかし、彼女の判断は障がい者はジャニーズも、NHKも受け入れないというかなり重い問題になってしましますよね。おそらく、これまでも、このような対応は平気で、この子会社のスタッフはしていたとおもわれます。。NHKの女性はこの問題を理解していただいたのですが、残念ながら、スタッフの彼女からは、対応が悪かったですの一言もなく、釈然としないですが、明日の収録は何らかの配慮が成されるかなと思います。
しかし、今回は、私が交渉しましたが、まだまだ、障がい者の社会に溶け込むのは色々とハードルが高く個人的には解決できないことがたくさんあるようです。この問題はなんとなく情報として共有して拡散してもよいかな思いますので、よろしければ拡散くださいな。読んで、気分害されたら無視しとおいてください。
文責 おおた皮膚科形成外科クリニック 太田正佳
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# by zuitoshou | 2017-07-21 06:57 | 徒然草