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澪つくし料理帖 1-4巻とトルコワインSeneler Öküzgözü 2008

気まぐれブックレビューのお時間 今日は4冊なので 6時間目から9時間目までです。
それと最近両親の旅行土産にもらったトルコワインおいしかったので、、ちょっと紹介。

本を読むという行為は何か?
最近は、紙という媒体からHDという媒体に移行しているので、
本という概念自体がゆらぐわけですね。

電子本っていうのかな。
この際、文字という表現に戻った方がよいのかもです。
ページをめくるようになっていますが、よく考えるとページをめくる必要もないわけですね。
今は本を真似たような表示形式ですが、そういう必要もなくなりますね。

広告媒体を伴う雑誌はもっと、違うことができますよね。
広告は動画でということですね。
スポーツ雑誌なら、記事も動画に
どこまですすむのでしょうかね。。
そうなると、本を本で読む必要があうのか。朗読でよいのでは。

そうなると、
文字で表された他人に?伝えたいものを保持する文章の集合体
というものが本なのでしょうが、
上記のように文字も必要なくなる可能性があけですね。

文字をもったソフトを読んでくれるソフトなんて簡単でしょうね。
女優の声とか、自分の声とか選べたりしてね。。。

ややこしいな。
まあ、何でもいいや。

いまのところ読書というのは、人様の言うことや書かれた事から、何を学ぶかということなのですが、

別に、何も学びたいわけでないけど
ほっこりしたいという気分になりたい小説もあります。
今日紹介する小説は、ほんと、そのような小説です。

しかし、ほっこりするかどうかの基準は人によって違うからなあ。。。


とりあえず、実家に帰ったときに、
本好きの母親が、机においていたので、借りてきました。
そうは、期待していなかったので、とても、楽しい小説でした。
時代料理小説ですね。

とにかく、何も、考えずに読めるのは、時にはよいことです。

高田郁さんの書き下ろし八朔の雪、花散らしの雨、想い雲、今朝の春 みおつくし料理帖

物語は

大阪出身でいまは故あって、江戸の蕎麦屋「つる屋」で腕をふるう澪。

主人種市の高齢などの問題などから
料理の腕をふるうことになる。
そのなかで、江戸の味と大阪の味で戸惑い。
それを彼女の才能と才覚で乗り切り、
江戸の町人の支持を次第に受けていく。
それどころか、江戸随一といわれる料理屋登龍楼と料理番付、料理勝負を競うまで成長する。

その間、彼女をとりまく人々の人情話がからむ。

主人公澪は、大坂の町が、大洪水で流され、両親をいっぺんに亡くす。
その境遇を「天満一兆庵」の女将・芳が救う。手伝いから、才能にきずいた大将嘉兵衛により厨房に入ることも許されるまでになる。
しかし、隣家の貰い火で大阪の一兆庵は焼失する。
一方、一兆庵の江戸店を任された息子の佐兵衛が行方不明になり、お店も人手に渡る。
嘉兵衛も心労がたたり亡くなる。 芳は母親代わりであると共に、大阪随一の料理屋の女将として澪を見守る。「料理は料理人の器量次第」などという名言。
話の軸としては行方不明の佐兵衛を探し、お店を再興するという軸がある。

a0194908_8483186.gif1巻
狐のご祝儀-ぴりから鰹田麩
八朔の雪-ひんやり心太
初星-とろとろ茶碗蒸し
夜半の梅-ほっこり酒粕汁


a0194908_849144.gif2巻
俎橋から-ほろにが蕗ご飯 おさない少女ふきを利用した登龍楼のスパイ行為
花散らしの雨-こぼれ梅
一粒符-なめらか葛饅頭 おりょうさんと太一が麻疹にかかって一大事
銀菊-忍び瓜 源斉先生に縁談が?


a0194908_8494941.gif3巻
豊年星-「う」尽くし  満一兆庵の若旦那=佐兵衛と一緒に江戸に下った料理人=富三と偶然再会。
想い雲-ふっくら鱧の葛叩き 江戸には無縁だった鱧
花一輪-ふわり菊花雪 形だけまねた女料理人の店が登場
初雁-こんがり焼き柿  ふきの幼い弟が失踪


a0194908_850782.gif4巻
花嫁御寮-ははきぎ飯 同名の美緒とのやりとり 小松原の正体
友待つ雪-里の白雪 あさひ太夫である親友野江にまつわる
寒紅-ひょっとこ温寿司 大工の伊佐三家族の問題
今朝の春-寒鰆の昆布締め  料理番付




偉い医師の息子でありながら、街の医師として医療にひた向きに挑む医者の源斉がからみ、医学的な面からの澪へのアドバイスがあり、、しそこから、澪の腕がめきめきと成長していきます。
料理屋のオーナーの「つる屋」の主・種市。
澪の挑戦を陰にひなたに手助けをしてくれます。
実は彼も“つる”という一人娘を亡くしてしまった過去があります。

澪とお芳さんの住む長屋のお隣さん。
おりょうさんと伊佐三さんと太一の家庭。子どもが病気になったりするアクシデントに医師があかわり、澪の料理がかかわり、それぞれはいい人情話です。
それに謎のあさひ太夫が実は幼馴染の野江ちゃんであること、その野絵と澪をつなぐ料理の心得のある又次。
それと謎の男小松原。しだいに、彼の素性があきらかになる。御膳奉行づとめと考えられ、これまでの的確なアドバイスの謎がわかる。また、澪は彼に思慕の念をいだく。
同じような境遇でつるにひろわれ下足番として働く ふき
店になじみの客として美食家として現れる戯作者 清右衛門と版元 坂村
その坂村の個人料理人がかつて一兆庵の江戸店の片腕であった富三。
佐兵衛の失踪の謎が明らかになりそうになる。。。

まだ、話の謎は4巻で解決してない。
しかし、各巻 4話に必ず料理がからみ、また、季節の流れがしっかりとあり。
そのなかで、様々なテーマが絡み、
全体としての謎が幾重にもこめられており、
非常によくできた時代小説です。
というか人情話です。
マンガのような展開と話しどりが
わかりやすい話になっています。
マンガ原作もしているからね。。
単純に楽しめる話です。
移動や旅行の時に読むのにおすすめです。

さっくり読めます。

あと、2冊ほどで謎がすべて解決すれば名作となるでしょう。
いたずらに長くせず、一度、話は終わって、
評判よければ、外伝的に書くことがいいと思いますよ。。


飲んだワインが期待に背いて美味しかったので
調べたところネットでは以下のような記事が、
やはり、美味しいワインだったようです。


ウトオール会長は、目隠しを行い味見した専門家らの評価の結果25のワインの中から「特級」、「高級」、そして「上級」のカテゴリーに入ったワインを発表した。

これによると、「特級」カテゴリーにはPendore Syrah 2008、Kavaklıdereが入り、「高級」カテゴリーには次のワインが入った:


Seneler Öküzgözü 2008 / Turasan, Selendi Cabernet Sauvignon, Merlot, Shiraz, Cabarnet Franc 2008 / Selendi, Imperial Öküzgözü Blend 2006 / Kayra, Signium 2008 / Doluca, Centum Syrah 2007 / Sevilen

以下は外国の誰かの感想
僕には、まろやかな感じで、香りも温かなベリー系のかおりで、味もまろやかで嫌味や癖のないワインでした。美味しかった。。
TUESDAY, JULY 13, 2010
Seneler Öküzgözü 2008
Silver Medal in Concours Mondial de Bruxelles 2010

What can I say about this wine?... I love it, it has got everything! Öküzgözü is certainly my favorite Turkish red grape variety. It gives incredibly fruity wines with fine tannins and a beautiful body. When, in addition, the grapes come from this small parcel of Elazig located on a beautiful “terroir”, I have all that I could wish for.

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The Seneler Öküzgözü 2008 is an exclusive “cuvée”. The grapes come from a single vineyard in Elazığ. In fact, two small parcels next to each other rather different and very complementary.
It was fermented in tank and aged in French oak barrels for 12 months with a low percentage of new oak to preserve all the grape variety typicality.
Nice deep red hue, almost black.
The nose, of great aromatic richness, is expressed by typical black fruits of Öküzgözü: black cherry, plum and raisin. There are also more developed notes of cinnamon, coffee and black olive.
The palate is rich and concentrated with blackberry and cherry flavors.
A few touches of spicy and discrete oak (coffee, vanilla) bring complexity and smoothness to this wine with plenty of expression.

This wine is an excellent accompaniment for red meat, a beef tartar, a truffle cake…

by zuitoshou | 2011-03-07 08:56 | 読書、歴史