ゼー六 と 才六 と 贅六 と 桜宮
今は昔2011年10月13日 木曜日です。
この日も自転車で茨木から大阪市内へ
例の橋を渡ります

途中の桜宮神社がありました。

なんとも、ラブホテルに埋没した神社ですね。

【御祭神】 天照皇大神
【由緒】もともと東成郡野田村にありました。元和六年(1620)の大和川洪水で社殿が流され、この近くに漂着したためその場所に社殿を再建しましたが、低地であったことから、宝暦六年(1756)あらためて現在地に移されました。なぜ、大和川かと思いましたが、古い時代は大和川がよく氾濫したんですね。

数度にわたる火災のため神宝・旧記等はすべてなくなりました。
明治四十年以降、兔我野町の若宮八幡宮、鯰江町の新喜多神社、毛馬町八幡大神宮、善源寺町の産土神社を合祀しました。
このあたりは、むかしから桜の名所として知られており、明治十八年(1885)の大洪水により一度荒廃しましたが、その後大阪市により毛馬桜ノ宮公園として整備されました。

たしかに、このあたりの大川べりのところに、
古い、柵のようなものがあります。
水位の管理がされていない時代、この柵の高さでは
水害もおおかったろうに。。

今のタイの洪水も尋常じゃないけど、
こんな感じになっていたのでしょうね。

こんな作戦は意味があるのかな。。本当に。
整地された例の砂浜
さっきまで子どもたちが遊んでましたが、
冬は人がいない砂浜はさびしげ。。
夜に恋人同士が、帝国ホテルのライトアップ
みながらすわるようにでもなれば、、いいけど
ならないわなあ。。。。

大阪中央区の東横掘川から本町通りを西に行くと
昔からの木造の喫茶店がある。
ゼー六というアイスクリーム

100円です。
1913年に創業されたという。
ゼー六三十日(みそか)堂という和菓子屋だったそうな。
大正2年ですね。
今の建物は1927年(昭和2年)に改装したものだそうな。
今は兄弟ののれんわけで3つあるそう。
そんなことも知らないで、ときどき食べていた
このアイス。
ほんと、なんかおいしいねんなあ。
ある意味、大正、昭和初期を振り返れば、
画期的なスイーツですよね。
懐かしい味ということがおこがましいほどに、、、

ちなみに贅六というのは商人に無用なもの6つだそう。
禄、閥、引、学、太刀、身分
ところが調べてみると
贅六はもとは上方では才六といって、青二才のことをいうようで、
それが、江戸ではなまって贅六になったという。
上方贅六とは、どうも、江戸ッ子が上方の人をののしって言う言葉というのだ。
江戸の人は贅沢を6つ知っているので、上方の欲張りをさげすんだとうのだ。

でも、上方の才六は「機敏・忍耐・工夫・利発 ・発明・要慎」の事なのだ。
さらに、調べると、
1811年(文化8)に刊行された『客者評判記』には、
「上方の才六めらと倶一(ぐいち)にされちゃアお蔭(かげ)がねへ」などとある。
関西の長い文化に対する江戸コンプレックスという人もいる。
今は逆なのかな。。。

とはいえ、贅六はある意味。
江戸っ子の馬鹿にした言葉が
逆に、上方に舞い戻って、
一種のいましめみたいないい意味にとらえられたりしたのかなあ。。
ゼ―六とにかくうまいですよ。。

大阪マラソン11日

ミシュラン発売でしたね。
個人的には弧柳の3つ星
キュイジーヌ フランセーズ きよたの1つ星
うれしいですわ。
まあ、旅行ガイドブックですから、、これまでどおりに!!
by zuitoshou | 2011-10-19 05:58 | 徒然草