コンヴィヴィアリテ Convivialite 限りなく100点に近い1品の連続
コンヴィヴィアリテ Convivialite 限りなく100点に近い1品の連続
2011年9月20日
出雲の自転車のイベントから戻り翌日
仕事をおえて、フレンチ行く約束を彼女(奥さんですよ)
行きました。
中村雁次郎の生誕地にあるのですね。

コンヴィヴィアリテ Convivialite です。
今日は二番目の8900円のコースを頼みました。

軽く、ベーコンのはさんだ。

最初は
なめらかなスクランブルエッグ(トマトピューレ、フォアグラ、卵、ジブレットなど)
ほんとね。料理食べるならこうでなくては、、
前回の、セントレジスの一件があるので、、ほっとします。
スクランブルエッグの出し方として、バブルの頃にはやった料理ですけど、
おいしい。スクランブルをいろいろな出し方があるけど、卵の殻の中に閉じ込められて
スクランブルの形が見えないのがなおいい。。後は、ジブレット(あさつき)を加えるあたりが
プロですわ。。

冬瓜とズワイガニのサラダ仕立て(きゅうり、冬瓜、かに、ヨーグルトのソースにエクストラバージンオイル
サラダ仕立てもこのサラダによりそっているそれぞれが、意味を
なしている。分離することがない。。おいしい。。。

2番目
アナゴの燻製のラビオリ 和の ラタトゥイユと共に
パンはトマトを練りこんだエピ
ほんと、また、先週の引き合いに出すと、
香ばしさを出したいなら、こういうような燻製にするとか、上手に焼くかですよ。
アナゴのうまみが凝縮し、燻製による香ばしさが鼻を刺激する。
トマト、やきなす、万願寺、きゅうり、パルジャミーノがラタトゥイユにみたてている。
コンソメジェルをかけてくれる。
アナゴはラビオリにつつまれ、ラビオリもしっとりしている。
とこり、パルジャミーノがまざることで、また、うまい。
とまと、なすが、うまく、とけこんでいる。
素材はラタトゥイユにみたて、和風テイストに仕上げつつも、、フレンチという。
指定されたパンともよくあいました。
完璧ですわ。食べにきてよかった。と思わせる。


バターは2種類です。

3番目
ブータンノワール(豚血)のガトー仕立て
パンはブレオッシュのパン
この人の発想は、そうなってのや。。才能というのはこういうことなのかな、、
黒いところはブータンノワール
白いところはフォアグラ
上ののっているのは、パッションフルーツのソースにピスタチオ
たしか、ブータンノワールの臭みを消すのにココナッツのソースを練りこんだといったかな。
クリームを練りこんだといったかどうか。
ぼくは、ブータンノワールのやや臭みはすきなので、ソーセージとしてたべるのも大好きだけど、
これは、たしかに、ブータンノワール苦手な人も食セル。
心憎いのは、パッションフルーツの甘みは当然、フォアグラともあうし、ノワールともあう。。。
そこに、ピスタチオの香ばしさと食感のよさが加わって、うーんケーキ?
でも違う?、、、降参ですわ。。


4番目
信州サーモンをしっとりの食感で、香菜のソース、オリーブセッシェのアクセント
信州サーモンの厚みがあついにもかかわらず、このしっとりした感じ、
いわゆるミキュイという状態で、火を通すのは、どのようにするのかなあ。。
おいしいです。薄くないので、サーモンのうまみを感じつつ、ソースともあっていく。
とけるような感じです。うーん。。降参。

5番目
青森 銀の鴨の胸肉のロースト 花山椒の香りを添えて
(ジロール茸、まめ)
これも、上手に焼いてはります。おいしいのひとことです。

フロマージュ
いろいろいただきました。おいしいです。でもおなかいっぱい。


口のなおしに
ライチのジュレとブランマンジェ
ほんと、くちなおりました。

デザート
北海道のリュバーブのタルト

枝豆のブリュレ 2種(エビスと?)のビールアイス添えほのかに、ビールの異なる香りのアイスに
ややこってり、しっとりした枝豆のブリュレ
ビールと枝豆を模した料理なわけで、、見立てがうまいです。

お茶菓子
キャラメル、ドイツの菓子 アーおなかいっぱい。

なんというか、おなか一杯だけど、
もたれることもなく、
流れえていく。
3時間ほど食べても時間を感じさせない。
最初、5人のグループが声がでかいのはきいていたのですが、
彼らも、料理に圧倒されて、適度な声のトーンになる。
(予約のときにいわれたので、常連なのだけど、声でかいので有名なのだろう。
態度もでかそうでしたが、、)
なんというか、料理で、場を制圧するような技を感じる。
下さったメニューです。

なんというか知性を感じる料理ですわ。
また、こなかんわ。。

by zuitoshou | 2011-10-01 07:00 | フレンチ