松弥-上品さとひょうげとの境界を追求する-
あーやっと、久しぶりにいけた松弥です。
今は昔 2011年5月18日です。
1月以来なんですが、
来ようと思いつつ、なんだか、3月の地震、4月の原発、私的なこと
などで、行けずにいたのですが、

やっぱり、松弥は格別だわ。。
最初はビール
あわび、まめ、こいも、あわびからとった出汁にくずを入れて、淡路の海胆をあえて、、
ということです。
食感がいろいろあって、味も複雑ながら、出汁がきいていて、おいしい。
松弥さんのあわびは、本当にいつも絶品なんですわ。。
フレンチのきよたでいただく焼いたあわびと
月波でいただく生のあわびと
千成でいただく、あわびのにぎりと
また、違うので、どちらも美味しいけど、
同じ食材でも、こうも違うのかなあ。

もう、日本酒 東方美人,山口、
このお酒おいているところ多いですね。
たしかに、料理にすごくあうお酒です。
幼鮎を背開きにして、しゃりをつめて、やいたもの。
せり、鮟鱇の肝、こちあぶらのてんぷら、鯛の子に山椒
この鮎の背開きでしゃりをつめてやいたもの、異常なおいしさです。

このお店のすきなのは、7席ほどの空間で
大将が、炭で焼きながら、
僕らはおいしいものいただきながら。
会話が弾む、ライブ感ですよね。
かにしんじょう、かにみそ
このかにしんじょうが、絶妙なんですね。なんとも、上品で、
よくベタっとするお店が多いのですが、なんて、上品なんでしょう。

あらといか

遠心分離生酒 真

なんじゃ。。このさけは、遠心分離って、なんとも、機械的やないか。
まあ、はちみつこすときも遠心分離やもんな。。
おいしいけど、イメージからか、硬い、刺激のあるお酒でした。

まぐろのおすし 3巻



かれのおすしもおいしいのよね。いつも少し握ってくれるの。もとのお店が御寿司屋であったのですが、
NOBUさんの酒
ほー、吉兆の酒みたいなものかしらね。。

瑞冠
これはいい酒や。なんか、ラベルの威圧感もすごいなあ。

大山牛とホワイトアスパラ
これはこれで、ジューシー。この間の赤牛とはまた、別物です。

七尾のとりがい、たけのこ
こんな美味しいとりがいがあるんや。。

とりがいのほうからもパチリ

桜鱒と山菜のごはん
桜鱒と山菜のいろどりもあって、美味しかったです。
先日、鱒は、千成寿司では、からしであわせていました。これも美味しかったですわ。

よもぎとえんどう豆のアイス
えーこんな食感と、こんな美味しさがあるの。。

本当に、美味しいわ。
大将の仕事のライブ感が、いつも忘れることができないお店。
最後はお茶をのみながら、、

彼も、炭焼きの名人です。
あと、お吸い物、ごはんの味が
なんとも上品なんですよ。
上品で、嫌味のない料理で。。
次世代を担うのは間違いない方です。
そうそう。松弥さんの2010年のものもまた、書きますわ。
2009.0802金閣

2010.0808銀閣

by zuitoshou | 2011-05-25 09:35 | 和食、すし