発掘された日本列島2010年 と すし処 かい原
今は昔 2011年2月6日 exhibition2 大阪歴史博物館 発掘された日本列島2010年の展示
と2011年2月8日 にぎり2貫目 寿司処 かい原(天五)のお話
昨日書いた
ルーシーリー展のあと、中ノ島から北浜をぬけ大手通りからNHKの歴史博物館まであるきました。
歩いているところにこのような碑がありました。活版印刷か。グーテンベルク。

今日は発掘された日本列島2010年の展示と
2/8に行ったすし処 かい原とをレポります。まずお店の外観のみ。

発掘された日本列島2010年の展示は2010年の遺跡発掘の総括展示の催し
丁度、行ったら、解説員の解説時間でした。たぶん、興味ある人は少ないので、簡単に面白そうなところだけ書きます。

黒浜貝塚(縄文前期)の魚とる浮子の展示があって、びっくりしたのです。安山岩でできている。浮くのでしょうね?安山岩のうき。携帯の充電きれていて写真とれなかった。もうそろそろ携帯限界かな。
纒向遺跡からは木製の御面のレプリカ展示など、纒向からはレプリカばかりで残念です。しかし、この御面は何に使ったのかな?纒向遺跡といえば、最近話題になった新聞記事から、ひみこの食事の再現の話題があったが、 こちらは、食事の展示などはなかったので、話題がホットすぎて展示できないそうです。
まあ、纒向遺跡自体が卑弥呼と関係あるかどうかは別にしても、いろいろな地方からのものが出土しているわけで、
そこに集めるための巨大な国家の始祖になるような集合体があったことは事実なのでしょうね。
新聞記事では大阪府弥生文化博物館がひみこのメニューを再現したと。
しか、いのしし、かも、など ジビエですよね。
たい、さば、あじ、いわしなど、、 すしネタですよね。
もものたねが大量に出た。ももは厄払いや不老長寿を道教では象徴していることから、漢王朝末期の混乱時の道教思想(神仙思想)の影響をうけているのでは、、とNHKでは報道されていた。

縄文後期の観音寺本馬遺跡からの土偶の展示がありましたが、小さかったな。あまり小さいと神祭的な要素が少なくなる。展示方法に一考を。

土偶でも展示の仕方で、迫力が出るよ。
今までの土偶で迫力あったのは三内丸山遺跡のものです。不思議な魅力があります。昨年行きました。
縄文遺跡 青森 三内丸山遺跡[2011年8月10日青森三内丸山遺跡での土偶の写真]

この遺跡は、大きかったですよ。暑い時期に行ったのでばてましたが。(2011年8月10日青森三内丸山遺跡)


ついでに吉野ヶ里遺跡も紹介です。一昨年行ったのは20年ぶりです。
というのは、見つかった頃に一度きて、
今は、びっくりするくらい整備されていました。
弥生遺跡 佐賀 吉野ヶ里遺跡〔2009年12月28日の吉野ヶ里遺跡〕


ほかの展示では池田古墳(古墳時代)の子供鳥をつれた水鳥型埴輪

どこかの遺跡に、今年は暖かくなったら自転車で行こう。
ほかにも面白いものはあったのですが、同時開催されていた
なにわの考古学30年の軌跡―足の下に眠る歴史-がすごくよかった。
長原遺跡のナウマン像がらみの展示 ふるーい時代やな。
天下茶屋北2丁目所在遺跡のイイダコ壺
これなんか、いまとかわらないよ。。

1761年に天王寺区の真法院町で見つかったといわれる無文銀銭(富本銭の前のお金)
細工谷遺跡で見つかった。富本銭や和同開珎のできそこない(枝銭というらしい)
身近なところにすごいものがあるのね。
大阪城城下町跡で出土したオリーブ油のつぼ オリーブ油を食したのか?体に塗ったのか?

あんまり、こんな話してもつまらないよね。
子供ついてこないので、一人で見に行きましたが、、見にきている人も独特ですよね。
というところで、おすし屋さんの話ですが、
おすし屋さん写真とってもいいのですけど、基本カウンターでしょ。
見せて食べるという要素の料理ではないので、
他のお客さんとのこともあって、基本的には写真撮らないと思います。
といいながら、1貫目レポートのすし吉さんは許可もらって写真撮っていたな。
ほかのお客さんいなかったしな。
おすし屋さんは雰囲気と味と値段が皆さん知りたい情報ですよね。
味は正直好みが一番出るのじゃないかな。。
今回は天五にあるすし処かい原です。いいお店でしたよ。うわさどおり。
あては3品 むしあわび、鱈の白子、茶碗蒸し(ゆりね、ぶり)
握りは いか、あなご(しお)、ひらめ(しお) まぐろづけ、ぶり、たい(やき)、とろ、よこわ、海老、さば、
追加あなごたれ、まぐろづけ、ひらめ(しお)
きゅうり、しそうめ、わかめのお汁。
おまかせは あてが3品と握り10貫と巻き2種と味噌汁で3500円。
今回はおまかせ2人分と追加おのおの3貫とビール2本、酒燗して4合とひやを2合で、2人で14000円です。
お店の雰囲気は、いわゆる高いおすし屋と違いラフなカウンターですし、カジュアルな雰囲気。8席ほど。
大将は若いですが、料理屋さんの修行のようです。しっかり仕事していて、目の奥はプライドを感じました。
あてもしっかり料理修行した雰囲気があります。
わりとしっかりしたしゃりかな。やや甘い感じでしょうか。
応対もプライド半分、カジュアル半分です。一人でされてます。
お値段はリーズナブルですよ。
ただ、長居する雰囲気はないので、
お安く、さっと、美味しい御寿司いただきましょうという感じです。
いただいたら、さっと、帰りましょう。他の予約のお客さんに譲りましょう。って感じかな。
また、ふらっと行きたいけど、すでに、予約しないと行けそうにない人気店ですね。
このパフォーマンスをこの価格ですると。すごいですよ。

寿司処 かい原
大阪市北区池田町5-4
TEL 06-6351-7080
by zuitoshou | 2011-02-10 07:55 | グルメ